基本情報技術者試験に独学で合格するための勉強法
勉強法について
勉強法について必要なことだけを書きます。ここに書くのは試験に合格するための勉強法です。
もちろん、僕もこの勉強法で合格しています。
最初に言っておきたいのですが、基本情報技術者試験に合格するためにはかなり過去問を解くことが有効です。特に午前問題では過去問がそのまま出ててきたり、少しだけ問題文が違っている程度の問題がいくつも出てきます。
その上、合格ラインは午前午後ともに6割以上です。言い換えれば、4割まで間違えても合格できるわけなのです。なので、満点を目指す必要はありません。8割を目指す気持ちでやっていきましょう。
基本情報技術者試験の詳細については次のサイトで確認してください。
勉強の流れ
1.IT全般の基本的な知識を知る
2.午前の過去問を解く
3.1度午後の過去問を解いてみる
4.アルゴリズム(擬似言語)問題対策
5.ソフトウェア開発の選択問題対策
6.午後の過去問を解く
1・2が午前対策、3〜6が午後対策です。
1.IT全般の基本的な知識を知る
ITの基本的なことはだいたい知っているよという方はこの章をとばして次に進んでください。
とりあえず、IT全般の基本的な知識がないと問題文が頭に入ってきません。
基本情報技術者試験に必要な知識を得るためには次の本がおすすめです。
この上の本以外は使ってないのですが、他の方がおすすめしている本の中で良さそうな本をもう1冊紹介しておきます。
どっちを使ってもいいです。
では、どのように使えばいいのか説明します。
1ページずつじっくり理解しようとして読む必要はありません。あーこんな感じの内容でこんなこと書いてあったなってのが覚えてる程度で2回以上流し読みしてください。
全て理解しようとして読んでたらものすごく時間がかかりますし、結局最初の方で読んだ内容なんて忘れるものです。とーっても面倒です。
1回読むのに時間かけるより、何回も繰り返し読んだ方が記憶しやすいです。
繰り返し読んである程度把握できたら次に進みましょう。
2.午前の過去問を解く
1の内容は必要な最低限の知識をつけることでしたので、実質午前対策はここだけです。
この2の章に書いてある対策さえすれば午前6割は超えると思います。
対策は次のサイトで行います。このサイトの過去問道場でひたすら過去問を解きます。
具体的には、最新の回から順番にそれぞれの回で満点が取れるようになるまで繰り返してください。
ここで時短するコツは、問題文にこの単語が出てきたら答えはあの単語が含まれる選択肢だろう、というように問題文と解答を結びつけることです。
だいたい6回分くらい満点が取れるようになれば午前6割超えると思います。
これができたら次に進みましょう。3回分くらいクリアしたら午後対策と並行してやっても構いません。
3.1度午後の過去問を解いてみる
午後対策はとりあえず最初に過去問を1回分解いてみてください。これが意外と重要なことです。
なぜかと言いますと、闇雲に勉強しても時間がかかってしまうからです。
午後対策で重要なことは、自分に足りない部分が何なのかを把握してそれを意識しながら勉強することです。
1度過去問を解くことでどんな問題が出題されるのか、どこを重点的に勉強しないといけないのかが見えてくると思います。
4.アルゴリズム(擬似言語)問題対策
特に午後対策で重要なのがこの4の章と次の5の章です。
なぜかというと、アルゴリズム問題とソフトウェア開発問題の大問2つ分で得点の4割を占めるからです。
この大問2つで満点を取れれば、あと2割取るだけでいいのです。
では具体的にアルゴリズム問題を解くために何をすればいいのかと言いますと、次の本を最初から最後までじっくりやってください。
この本は簡単な問題から始まって徐々に難しい問題になっていきます。正直、途中で急に難しくなったように感じた部分もありましたが、理解できる範囲だと思います。
この本の最後の問題が理解できるころには、試験でも満点を狙えるくらいになっていると思います。
この本の問題を最後まで理解できるようになったら次に進みましょう。
5.ソフトウェア開発の選択問題対策
ソフトウェア問題ではJava・C・COBOL・アセンブラ言語・表計算から1つを選択することになります。
プログラミング経験がない方であれば、表計算を選択するのが一番楽だと思います。
しかし、プログラミングをするような仕事をしようとしている方やしている方はJavaかCを選択する方が良いと思います。
プログラミングをする仕事であれば、このどちらかで合格した方がアピールになりますし、役に立つからです。
それを含めてどれを選択するかはお任せします。
僕はJavaとCでチャレンジしたことがあるので、僕が個人的にどう思っているか書きます。
JavaかCならCが良いと思います。
なぜなら、午後は試験時間に余裕がなくて、Javaでは読むのに時間がかかってしまい試験時間が足りなくなってしまうからです。短時間で読むにはCの方が向いています。
この大問では言語の文法を理解していてある程度読めれば十分に問題を解くことができます。
僕がCの勉強に使ったのは次のサイトです。プログラミングの勉強を最初から紙媒体のものでやろうとすると辛いので、ネットで便利なサイトを見つけましょう。
自分が選択する言語の勉強ができたら次に進みましょう。
6.午後の過去問を解く
最後に必要なことは問題に慣れることと試験本番の計画を練ることです。
僕が午後の過去問を解くのに使ったのは次の本です。
僕は結構時間ぎりぎりでしたので、時間配分や解く順番などをしっかり決めておかないと時間が足りなくなります。
時間を測りながら過去問を解いてみてください。そして、その都度解説をしっかり読んで足りない知識があれば、これまでに買った本などを使って知識を補充してください。
そして、過去問を7〜8割くらい取れるまでたくさん解きましょう。
以上で、基本情報技術者試験に独学で合格するための勉強法についての説明を終わります。試験頑張ってください。